光明寺について

光明寺は今から千百年以上も前の仁和年間(885~889)に観空法印によって開山されたと伝えられています。真言宗智山派に属し、総本山は京都の東山七条の智積院です。本尊は大聖不動明王、脇仏として延命地蔵菩薩、聖観世音菩薩が安置されています。本尊大聖不動明王と脇仏延命地蔵延命地蔵菩薩はそれぞれ市有形文化財に指定されています。また境内には本堂に隣接する不動堂に浪切不動明王が祀られ、浪切不動明王は真言宗の開祖弘法大師(空海)が密教を学ぶために遺唐船で唐に渡る際に、航海の安全を祈念して作ったとされています。
心に慈悲を持ちながらも難敵を打ちのめす戦いの姿勢と摩訶不思議の力を移める不動明王は、この地方で漁業を営む人々の海の守り神として、毎年四月二十八日の縁日(大護摩祈祷は二十九日厳修)にはたくさんの参拝者がご来山されます。
山門付近には樹齢三百五十年以上の杉の古木が荘厳さを醸し出しています。

住職よりご挨拶

大島という自然豊かな離島に鎮座する光明寺は、平成二十三年の東日本大震災という未曾有の試練を経ながらも、島の皆さまとともに歩んでまいりました。千年以上の仏縁を大切に、これからも地域の皆さまの心の拠りどころとして精進してまいります。どうぞお気軽にお参りください。合掌。

第三十八世住職 千田雅寛(ちだ がかん)

境内のご案内


本堂:ご本尊・大聖不動明王、延命地蔵菩薩、聖観世音菩薩をお祀りしています。
不動堂:浪切不動明王をお祀りする御堂です。
位牌堂:先祖代々の御位牌をお祀りする堂宇です。
墓 地:島の人々の先祖を祀る墓地が広がります。
杉の古木:山門近くに樹齢三百五十年を超える大杉がそびえ、境内を見守っています。

当山概要

寺 号誓亀山 遍照院 光明寺(ぜいきさん へんじょういん こうみょうじ)
宗 派真言宗智山派
総本山智積院(京都市東山区)
宗 祖弘法大師 空海
中興の祖興教大師 覚鑁(かくばん)
本 尊大聖不動明王
所在地宮城県気仙沼市浦の浜202

アクセス

お車でお越しの場合

三陸自動車道「気仙沼中央IC」より約15分。国道346号線を経て、平成31年(2019年)に開通した気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)を渡り、大島島内へお入りください。

公共交通機関でお越しの場合

JR気仙沼線「気仙沼駅」よりタクシーをご利用いただくか、路線バスで気仙沼大島大橋方面へお越しください。